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更新料

借地・借家契約の契約期間が到来した際に、
賃借人から賃貸人に支払われる契約を更新するための対価。

賃貸借契約には、賃貸人・賃借人の合意によって更新される合意更新と、
合意ができなくても法律の規定によって自動的に更新される法定更新がある。

合意更新の場合、更新料の支払いは、原則として当事者の合意によって決まる。

賃貸借契約で更新時に更新料を支払うことが明確に規定されていれば、
更新料の額が高額にすぎるなど特段の事情がない限り、
賃借人は、決められた更新料を支払わなければならない(最高裁平成23年7月15日判決)。

法定更新については、更新料を支払う必要があるとする判決と法定更新の場合には
更新料を支払う必要はないとする判決があり、判断が分かれている。

なお、更新料支払いの合意がない場合は、賃借人は更新料を支払う義務はない。